2010年5月2日日曜日

樺テーブル (加工される木の気持ち編)

つづきです。随分写真だけアップしてほったらかしていました・・・。御覧頂いていた方々、スミマセン。

天板に契り(チギリ)加工を施しています。板に割れが入っていますので、装飾的な面白さと共に、割れ止めの効果を期待しています。人によって“チョウチョ”とかいう呼び方だったりします。

隙間なく埋める事が出来ています。コツがあります。
自然の木の造形と、人為的に加えられた加飾の美しさが、この写真におさまっていると思います。
修業したての頃に、この加工をした時は全然うまくいかず、師匠から何回もやり直しをさせられた事を思い出しました。

脚の部材加工を一通り終えたところです。これより、手仕事でしか加工できない工程に入ります。
終えるまで、どのくらい時間がかかるのか、想像ができません・・・。
終わるあてのない旅にでる、そんな気分です。

そして、終わるあてのない旅にエイヤッと、一歩踏み出したところです。

いろんな形をした道具を駆使して、目指す形へと、ひたすら削っています。

仮に部材同士を組んでみました。形がだんだん見えてきましたね・・・。

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