2010年10月27日水曜日

李朝と西洋ミックス風の応接セット (スヤマさん編)

泥棒カササギにつづいて、ハトも舞い降りました。どうやら、トリに縁があるようです。

お気づきかとは思いますが、サンセットラボラトリは鳥ではありませんが・・。

「ほらほらお食べ・・大木町のパリパリでシャキシャキのキャベツと、どっかでとれた枝豆だよ」

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「ここに置いとくからね、でも、ここはハッチャンのお家だから住みついちゃダメだよ」

                             SUN SET Tシャツ ¥3.500

「・・・うるせ」



お仕事です。

納期までかなり押しています。

荒取りの段階です。これから手で全部削ります。

電動彫刻機の刃先のちょうどいいやつが、カタログになかったのでどうしたもんかと思っていましたが、近所の金物屋の頑固オヤジに、平ノミを自分で加工して作れよ、てめー職人だろ!!とのアドバイスをもらいましたので、古いボロボロのどっかで拾ったものを加工しました。
浅い丸型のノミに改良しました、時間もかかったけど。 DO IT YOURSELF 有難うオヤジ。


いそげ いそげ!!

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2010年10月22日金曜日

李朝と西洋ミックス風の応接セット (ヤマさん編)

毎朝、工場へと向かう家から徒歩30歩の道のりに、ここのところ“カササギ”をよく目にします。

カササギは佐賀県及び、ここ筑後川下流域に生息しています。こちらでは“カチガラス”という呼び名で親しまれており、鳴き声がカチカチというところからその名がついた、など由来は様々。

工場のすぐ前の広場でうろうろと意味ありげです。“カチ”という名前ですから、これはどうも縁起が良さそうだと思っています。

しかし、光るものを集める習性もあるようで(そういえば何かの物語でスプーンを盗んだよな・・)

大川近郊の方、しばらく空飛ぶ カンナ ノミ ノコギリ があれば、お手数ですがご一報ください。多分ボクのだと思われます。

そして、お仕事です。クライアントがVIPをお迎えになられるそうで、そのための応接セットを、新規にあつらえたいというご要望にお応えさせていただいています。

納期的に余裕がなく厳しいので、木正舎の兄弟子のヤマさんに遠い所、お出でいただき手伝ってもらったりしています。

3年ぶりに一緒に作業するので、少し、ぎくしゃくするかなと思ったりしましたが、何にもなかったですね。ちょっと打ち合わせて、淡々と仕事に取り掛かりました。そりゃそうだよな、8年も毎日、朝から晩まで一緒にいたんだもんな。

楢の厚板数枚から、贅沢に部材を切り分けています。特別な仕事用に自前でストックしてあったものです。

これは、ソファの肘部分です。張り地は酒見椅子店が担当しています。サケミさんとの共同作業です。

機械で加工できるのはここまで。荒削りは際々まで機械で攻めるのが好きです。

機械で出来ないところは手作業でちまちまやります。

完成。これがないとソファの軸が組めないので、先に完成させました。

ソファ用の脚とテーブル用の脚の部材です。成型後のフォルムをイメージして、脚先が欠けないように木理を注意して部材を決めます。


こんな風に加工されています。三方留めです。

これから脚のフォルムを出すために削っていきます。

つづく

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2010年10月18日月曜日

桑と栓の木の飾棚 (生まれついたもの編)

いま、プレッシャーのかかる仕事をしています。次回紹介します。

前回のつづきです。

フレーム部分の正面部分と背面部分を組み上げて、接合部分をなめらかに仕上げています。

なかなか、根気と手間がかかります。

そして、前後を組み上げて・・・

こんなかたち。面白いですね。

今回はクライアントの要望で、扉の鏡板部分に季節の花をモチーフにした、立体的な象嵌を組みこみました。
何種類かの木を使い、それぞれの木の色でパーツを切り出し、貼り付けて花の柄を作っています。
製作されたカネガエさんの技術には脱帽です。自分もいつか・・・。
慎重に扉に組みこみ、フレームに取り付けています。



そして、これから塗装して、写真撮りします。

また、写真撮影が済んだら紹介させていただきます。

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2010年10月16日土曜日

桑と栓の木の飾棚 (素材との和解編)

あれっ?今年も、案外もうないわ・・・みなさまいかがお過ごしでしょうか?

となれば、そろそろ、お世話になった方への年賀状の準備や、年末大掃除への気持ちづくりや、今年成しえなかった決意の先送りなどなど・・・方々、しておいた方が良いのではと思われます。

余計なお世話ですね・・・お仕事の話です。

飾棚を製作させていただいています。

かなり桑材の部材とりを苦労しました(汗)

割れ、虫食い等のなかなかの難材でした。材料取るだけで相当な時間と労力が、想定以上にかかってしまい・・・。お仕事中盤で割の合わない仕事と確定し、涙する青シャツ・・・その横でおやつのカリカリをほしがるはっちゃん。

井上さんの斬新な発想のもとに、加工され組み上げられるBOX部分。こんなに契り(チギリ)を入れたのは初めて・・・。

漸くフレーム部分に取り掛かります。こちらは栓(セン)の木。アッシュに似てますね。
製材所の田中さんのおかげで、良材を確保できました。サンキュです。
ぐいんぐいん削って整形していきます。


削り終えたら、すぐさま組み上げ。

つづく


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2010年10月8日金曜日

そうだ、糸島に行こう!! (まぶしい海編)

つづき

後ろ髪ひかれつつ、DURAMから一路糸島半島の野北にあります「カレント」へと行ってまいりました。
これ、8月上旬の記録なので季節感がズレすぎています。ご容赦を・・。

訪れるのはこれで二回目。

オープンデッキでバリにでもいる気分・・・行ったことないけど。
オーダーを待つ時間も、かなり楽しく。同行いただいた、ぐっさんとパチリ。

何とかのパスタ!!最高!!

何とかピザとハイネケンビール!!最高!!

そのあとは海へ ざぶんっ!!最高!!  
また、糸島いこ。


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