2012年3月12日月曜日

レッドパイン(欧州赤松)の売台

あちこちで梅が咲いています。鶯の声はまだ聞いてませんが、もうぼちぼちでしょうか・・。
先月は、来客がすごく多くて、手を動かす時間があまり無かったせいか、今月はそのツケがまわってきた様で、すっかり仕事に追われてしまっています。春は遊べそうにありません。

そして、お仕事ですが、まだ、このブログはタイムラグを改善出来ていません。
ブログの更新を頻繁にして、タイムリーな内容にしなければと、この下の写真の季節感の無い服装を見て強く思いました。

去年の秋に、唐突に僕の大好きなイギリスのロックバンドが15年ぶりに再結成することになりまして、その時に大変嬉しかったので、彼らの名前をプリントしたTシャツを着込まして、レッドパインという材料を前に、意気揚々と、今から作る製品の木取りの思案をしているところです。

オーダーを受けましたのは、商品を置く既存のレッドパインで作られた売台と、同じものをあつらえてほしいというものでした。

レッドパインは結構、ヤニが強くてあまり家具には向かないと思っていましたし、実際に製品に使用した事も殆ど無かったのですが、使ってみると脂っけが強いためか、意外に木の変形が少なく(今回のは非常に良材だったためか)安定感がある様に思いました。艶もいいです。


そして、ナカシマくんが売台の脚の裏に一生懸命に何かしています。彼も去年の春よりは、必要なところに肉がついて、最近は少し職人っぽくなっています。

出来上がりは商品を置いた時の落下防止の為に、真鍮の丸棒をぐるっと回して、木部は着色して、さらにウレタンコーティングを施こしています。

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