2012年4月8日日曜日

タモのカウンターテーブル (どう捌くか編)

いよいよ桜吹雪が舞っていまして、結局のところ香しさだけが後に残っていますが・・・。

今度の土曜日と日曜日は(4/14.15)大川木工まつりが開催されます。例年の春の木工まつりは、秋の10月に開催される木工まつりと比べると、若干小規模のものとなっていまして、メイン会場の売り場の面積も同様の様です。
したがって、SUNSET・LABの出店ブースも今回は御座いません。楽しみにして下さっていた方は申し訳ございません。しかるべき秋の催しには、気に入って頂けるような製品を沢山作っておきますので、その時はひとつまた、よろしくお願いいたします。

また、15日(日曜日)はお詫びといってはなんですが、工房の方でBBQを終日やってみようかと思っています。昼前くらいから何事も無ければ多分初めています。一緒に飲みたい方やしばらく何も食べていない方、サンセットラボラトリの工房に行ってみたかった方や、その他用事のある方はフラッと訪れてみて下さい。

そして、お仕事です。

木材供給が大変困難になってきているタモ材で、大きなカウンター兼用のテーブルの製作依頼です。使う材料の大きさが、場末の家具職人の製作範躊を超えていまして、大変骨のおれる仕事となりました。

写真でスケール感が出ているか分かりませんが、僕の右手に持っている物差しが2.2mの長さが有りますから、それで感じ取って頂ければと思います・・・。

平面出しを終えたこの二枚の板を剥ぎ合わせます。

となりの山田君に手伝ってもらって、無理やりに手押し機械に乗っけて、おおよその剥ぎ合わせ面をだしています。あとは長台手カンナで微調整します。

接着中。クランプも数打って、同時に、貼り合わせ面に仕込んだボルトで、補助的にお互いをひき合わせています。

そして、天板面のデザインにならって、エッジの切り込みを入れていきます。切り間違えたらと思うと・・・・いや、考えまい、怖すぎる。

そして、師走の寒空の中、完成姿を目指して、場末の家具職人は突き進むのでありました・・・。

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