2012年6月1日金曜日

楢材ダイニングチェア (遠くに行けば高くなる編)

毎年この時期には、ここ大川の家具メーカーの受注量は減少する様です。
一方で僕の様なマンツーマンで受注を受けていくスタイルの木工房は、その様な統計的な波には左右される事は無い分、大きな家具産地では小さな自分の工房などは、まだまだその外なんだろうなと感じたりします。

小さなものはコツコツと積まないと大きくなれない

自力でやるさ。はてさてお仕事です。

友人の家具デザイナーからの依頼で、彼の大切な家族のためにデザインした椅子の製作をすることになりました。
楢材で、クッション部分は本革張りと特別な一脚です。フレームの継ぎ手も凝ったものにして、長く使えるものになる様に手をかけています。

座面はたっぷりと大きめで、胡坐のかける程の大きさです。背の高さは中くらいで、腰より上を支持してくれます。革はよくなめしてあり、柔らかく肌触りのとても良いものでした。





納品先に設置した際の、部屋の雰囲気の良さは、ちょっと感動的でした。また、自然素材を使ったダイニングセットで、気分良くくつろげる食卓になると思います。
素敵なオーダーをどうも有り難うございました。

ホームページSUN SET LABORATORY

4 件のコメント:

  1. どの角度から観ても素敵ですが、
    特に後姿の雰囲気が素敵ですね♪
    個人的にはH.ウェグナーの椅子を思い出すような
    形で本当にとっても素敵です。いいなぁ~~~。

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  2. 有難うございます!!
    DURAMの製品は革素材を使われていますが、革を使う事で製品のクオリティがすごく上がりますよね。

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