2012年11月2日金曜日

タモのダイニングテーブル


日暮れの頃には、夕日も綺麗に西の空に広がっています。
夕日の赤や、紅葉の赤、赤とんぼの赤に、柿の赤
秋の風景を演出している、鮮やかな赤色がとても印象的です。
赤色をみると食欲も増すそうです。

それではお仕事です。タモのダイニングテーブルでオーダーを頂きました。仕上げはダークブラウンの塗装だったのですが、塗装前のタモの素地の雰囲気がとても良かったので、そちらの姿で紹介します。

天板の仕様などは無垢材ですので、反り止め用の部材を入れる必要がありましたが、見えがかりは天板と脚という二つの要素のみで、シンプルにすっきり見せたいとのご要望でしたので、天板内部に反り止め用の部材を埋め込んで処理してあります。

サイズは2.4m×90cmと少し大きめ。

天板も脚材もエッジの効いたディティールになっています。天板サイドと脚のラインのつながりが、このテーブルの核心部分。

いつか、タモ材の素材感を最大限に生かした仕上げ方法を考えて、製品に反映させてみたいと思う。

最終的にはダーク塗装になりましたが、これも丁寧に工程を踏んで着色しています。

テーブル自体はシンプルな構成ではあるのですが、それだけに加工精度が高くなければ成立しないデザインだったと思います。完成に至るまでは大変緊張してしまいました。

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2 件のコメント:

  1. イイですよね!この形を無垢材で作るってとこが見せどころなんですけどね・・・

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